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すいきょう
すいきょう
自称、いつまでも少年の心と胃袋を持つ男。
自営の不自由業。広告屋のつもりがいつの間にやら何でも屋。。。
世の中は、伊達と酔狂の綱渡り、無芸大食の生き見本。

左利きのAB型ですが何か?
ちなみに寅年の獅子座です。

人生の楽しみは
・カンターレ(歌うこと)
・アモーレ(恋すること)
・マンジャーレ(食べること)
・ベーレ(飲むこと)

好きな酒:テキーラ(クエルボ・ゴールド)・ラム(ロン・サカパ・センテナリオ)・バーボン(ベンチマーク)・純米日本酒(菊乃城・霊山・千代の園・亀萬)・米焼酎(待宵)・シングルモルト(ザ・グレンリベット)・コニャック(マーテル・コルドンブルー)

【所属】聖ナイフ&フォーク騎士団
(別名:満腹なき騎士団)
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Posted by おてもやん at

2011年09月05日

ローマ帝国の興亡

塩野七生さんの「ローマ人の物語」文庫化が最終巻を迎えた。
ハードカバーは図書館で借りて読んだが、文庫本は全部揃えた。
歴史家でも政治家でもない、女性小説家の塩野さんが独特の観点で書くローマの歴史が、世界史で習ったローマ帝国史とはひと味もふた味も違って面白い。

その中に「亡国の悲劇は人材の欠乏から来るのではなく、人材を活用するメカニズムが機能しなくなるがゆえに起る悲劇」と言葉がある。
三國志には曹操の言葉としてうろ覚えだが「世に人がいないということはない。それは人を見いだす目が欠けているのだ」と言葉もあり、塩野さんの言葉を読んだときに思い出した。
今の日本は人がいないのか? それとも目がないのか? はたまたメカニズムが機能していないのか?

しかしユリウス・カエサルやアウグストゥスの頃はローマ人のあり方、その興隆にワクワクしたものだが、衰退するにつれて少しだけ淋しい気がするね。
ポール・マッカートニーがビートルズを脱退するときにインタビューで「僕がビートルズが去るのではなく、ビートルズがビートルズを去るんだ」と答えていたのを中学生の時に観たことがある。
その時はまだ子供だったし、ポールよりはジョンが好きだった俺からすると「ポールは、自分イコールビートルズと思っているか!」と憤慨したのを覚えている。

ローマ帝国の衰退期のさまを読んでいると、ポールが言いたかったのはそういうことじゃなかったんだとなんとなくわかってきた。
帝国からローマ人がいなくなったんだ。
それは決して人種のことではなくて、興隆時のローマ人が持っていた魂とか価値観を持っている人たちのこと。
当然、時代が変われば価値観は変わってくるからしょうがないことなんだろうけど。

あと3巻で終わるローマ帝国。もう少しだけ楽しんでいたいな。

さてさて。。。

前振りが長くなったので、後ろは簡潔に。
昨年末から懸案だった「カメラの修理」をしました。しかも2台。



しかし、2台も修理すれば最新のコンパクトデジカメが余裕で買えるんだよね〜♪

コンパクトカメラ(f100fd)は愛しの姪っ子2号へプレゼント。
この娘は上の二人と比べて、なんとなくこっち方面の才能がありそうな感じがしていたから。
まだ中学生だけど、いろんな可能性を広げてもらいたいね。
そういうことのための投資なら、修理代なぞ安いもんだと割り切っている。

もう一つの方はどうするか決めていない。
俺個人は密かに「掘り出し物の名機」だと思っている富士フイルムのS6000fd。
今までいろいろな場面で使っていただけに少し手放しがたい。

そんなことより、本当はもっともっと自分で実際の写真を多く撮らないと。。。困ったな  

Posted by すいきょう at 00:03Comments(0)すいきょうな日々